年初2か月の訪日ベトナム人4万3600人

日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2017年2月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+25.0％増の2万2000人で、2月として過去最高だった2016年の1万7599人を約4400人上回り、2月の過去最高値を更新した。ベトナムは2012年1月から62か月連続で各月の最高値を更新している。年初2か月では、前年同期比+34.6％増の4万3600人となった。

2月の訪日外国人の数は前年同月比+7.6％増の203万5800人で、2月として過去最高だった2016年の189万1375人を約14万4400人上回った。年初2か月では、前年同期比+15.7％増の433万1500人で、2016年の374万3270人を58万8200人上回った。

ベトナムは、2016年は2月に当たったテト(旧正月)休暇が1月に移行したものの、2月も引き続き+25.0％の好調な伸び率を示した。今後、日本が春のピークシーズンを迎えるのと同時に、2016年12月から旅行代理店窓口を通じた日本への査証(ビザ)申請が開始されたことで、現在展開中の訪日旅行プロモーションとの相乗効果が期待されている。

なお、JNTOは2月27日、ベトナムにおける更なる訪日旅行プロモーションの強化に努めるべく、JNTOとして16か所目の海外事務所となるハノイ事務所をハノイ市ホアンキエム区に開設した。